Appleは開発者会議 WWDC2015にて新OS「iOS 9」を発表しました。ユーザーの次の行動を予測するProactive Assistantや、2画面に分割するマルチタスクのSplit Viewなどが主な特徴です。
<ユーザーの次操作を予測するUI>
iOS 9はユーザーの次操作を予測するUI Proactive Assistantを搭載する点が最大の特徴です。例えば毎日、同じ時間にジムで音楽を聴いている場合、その時間帯にイヤホンを挿すだけで音楽アプリが起動します。
またメールに記載された電話番号のうち、電話帳に登録されていない番号についても電話番号の所有者を類推するなど、インテリジェンスな機能を備えます。
<2画面マルチタスク>
7:3および5:5の割合で画面を分割して、2画面マルチタスクを利用できます。2つのアプリを同時に駆動できるということです。こちらはiPad Air 2以降が対応します。
なおビデオを見ながらアプリを操作する機能はiPad Air以降およびiPad mini Retina以降が対応します。
<Siri提案検索機能>
<新しいアプリ切り替えUI>
<カープレイがさまざまな解像度をサポート>
<新しいニュースアプリの搭載>─Flipboardスタイル
<QuilckTypeキーボード>─スワイプ入力が可能に
その他、パフォーマンスの向上、節電モード、OTAアップデート時に必要な空き容量の減少と改善多数。また新しいHealthkit、Homekit(防犯システムのサポートなど)の要素にも対応しています。
iOS 9は開発者プレビュー版が本日より公開。パブリックベータ版は7月に、正式リリースは年末を予定しています。
情報元:THE VERGE