2013年8月20日火曜日

SamsungとLG、モバイル向け「フレキシブルOLED」の量産を11月に開始へ

SamsungとLGがモバイル向け「フレキシブルOLED」の量産を11月にも開始するようだと業界筋の話としてETNewsが報じました。

ただ量産は小規模にとどまる見通しで、あくまでのコンセプト用の製品に供給する計画。フレキシブルOLEDの「薄くて軽くいて壊れにくい」という長所を最大限にアピールし、市場の反応を見極めたうえで、来年以降の設備投資拡大を決定したい考えと伝えられています。

またフレキシブルOLEDは「フレキシブル」といっても、カバーガラスとセットである限りは自由に折り曲げることはできません。それでも薄くて軽くて基盤自体は壊れにくいという性質を持つことから、スマートフォンに採用された場合は端末の軽量化や耐衝撃性向上、バッテリー容量の向上などが期待されます。

フレキシブルOLED製品の本格普及はどうやら来年以降となるようですが、フレキシブルOLEDは今後どのような製品に活用されるのか、続報を楽しみに待ちたいと思います。

情報元:ETNews