2013年2月10日日曜日

Galaxy S IV、開発に大きな苦労。発熱が酷くAMOLEDに変色の恐れも

 

3月中旬に発表され4月中旬発売が報じられているGalaxy S IVですが、サムスンによるFHDスマートフォンの投入は他社(LGやHTC)に比較して遅れていると言わざるを得ません、その理由について海外メディアが報じています。

まずSamsungがこれまでの売りにしていたAMOLEDパネルにその原因をみつける事ができます。AMOLEDはその技術的構造により、フルHD解像度の実現に大きな困難が予想されていました。特にフルHDディスプレイは、400~440ppiまで増えると各画素に発光有機物を正確な量を蒸着する事が難しいのです。

またSamsungがGalaxy S IVでARMのBig.Litteleアーキテクチャを採用した「Exynos 5 Octa」を採用するとみられる事にもう一つの理由を見つける事ができます。Exynos 5 OctaではGPUを従来のMali系から、PowerVR SGX544MP3に変更したため、その取り扱いに苦慮しているそうです。

ある業界関係者によれば、最近のGalaxy S IVの試作機はコア面積よりもGPU面積が広く、発熱が酷く取扱いが難しいとし、発熱が酷い場合には温度に敏感なAMOLEDに変色・偏差の恐れがあるため、これを最適化するために多くの時間がかかると述べています。

Galaxy S IVは3月15日に発表され、4月中旬に発売されると報じられています。それまでにこうした問題点が解決される事を祈るばかりです。

情報元:media.daum

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